営業本部
共創デザイン推進室
GXソリューション部

入社年度:2012年
出身学部:社会学部 社会学科
M・W

スマートメータリングシステムの新規顧客開拓 

私の仕事は、デベロッパー・ビル管理会社に対して、スマートメータリングシステムの提案を行い新規顧客を開拓することです。スマートメータリングシステムとは、オフィスビル・商業施設に入居するテナントのエネルギー使用量データを収集し、現場の検針業務をサポートしたり、施設内の設備稼働状況を分析するシステムです。最近ではOSAKI単独での活動よりも、電力小売会社とパートナーシップ契約を結び、協業で提案を行う機会が多くなってきています。

部門を超えた取り組みで大規模案件を受注

今の仕事をしていて特に印象に残っているのは、2018年に大規模な商業施設から、スマートメータリングシステム史上最大級(検針メーター1,000台以上)の受注をしたことです。規模も大きい上に受変電設備も特殊構造だったことから、メーターの通信状況が懸念されていました。OSAKIとしてもこれほどの施設は初めてであったことから、営業だけでなく、施工部門・開発部門とも一致団結し、約1~2ヵ月かけて全メーターの通信状況を徹底的に調べました。結果的に通信品質は良好であり、3年経過した現在も正常に稼働しています。お客様からも「システム導入前は毎月管理者が約2週間かけて目視検針を行っており、大幅に業務の効率化が進み助かりました」と好評です。

百聞は一見に如かず

私は元々文系出身で、電気に関する知識が乏しい状態で入社しました。配属後も、OSAKIの取扱い製品カタログに載っている、製品のメイン機能を覚えるだけで精一杯でした。しかも、お客様への提案の場では提案内容を上手く伝えられなかったり、逆にお客様に指導されることも少なくはありませんでした。そんな中、現場調査などでOSAKI製品(メーター、デマンドコントロール装置、集中自動検針装置など)の設置状況を見る機会が多かったのですが、その時、カタログで勉強した内容が頭の中で一気に整理されていく瞬間が何度もありました。そうした現場経験を繰り返すことで、お客様との打ち合わせも現場をイメージしながら進められるようになり、成長を実感しています。まさに百聞は一見に如かずとはこのことだと感じました。

家族との時間も大切に

2021年に子どもが産まれ、私も育児休暇を取得しました。
今はフレックスタイム制度を利用して早めに帰宅し、子どもをお風呂に入れるなど、仕事だけでなく家族との時間も大切にしています。全社的に有給休暇も取得しやすくワークライフバランスのとれる環境です。