前例のない仕事に挑戦して

生産本部

生産技術部 生産技術課

宇佐美 達也

この工程は社内で最も理解している

生産技術課は、製造現場の新設備導入や設備保守などが主な業務です。私は、電子計器の基板組み立て工程を担当しています。具体的には、基板上にはんだを印刷し、そこに部品を置く設備や基板上の穴に部品を挿入する設備、それらをはんだ付けする設備などの導入や保守、それらに必要な各種治具の設計を行なっています。

特に印象に残っているのは、スマートメーター用の生産ラインを新しく導入した時のことです。表面実装機などを含め、基板の製造に必要な設備を多く導入しました。その中でも、基板に部品を挿入する工程を自動で行なう設備(自動挿入機)や部品ごとにはんだ付け条件を選択できる設備(セレクティブはんだ付け装置)はOSAKIとして初めて導入するものでした。新しい設備は、ただ工場に設置するだけでは使えません。設備自体に細かな調整を施したり、部品の種類や梱包方法などを設備に対応したものにしたりする必要があります。特に、自動挿入機は部品メーカー様へ設備に合わせた形態での梱包をお願いするなど、社内外あらゆるところと連携した調整が必要でした。OSAKIでは前例のない設備の導入だったため、私自身もどんな準備が必要なのか把握できないことが多くありました。

暗闇で手探りしているような状態の中、上司・先輩や業者の方への相談や打ち合わせを重ねることで、一つひとつ問題を解決していきました。最終的にラインを動かすことに成功した時には、大きな達成感とやりがいを得ることができました。今ではこの工程について社内で最も理解しているのは私となり、責任の大きな仕事を任されていると感じています。

仕事の全貌を広い視野で見る

「生産を第一に考える」ことを仕事をする上で一番大切にしています。納期に遅れることなく、高品質を保つには、開発から製品搬入まで全体のスケジュールを把握することが大切です。スムーズな生産を行なうために、あらゆる角度から「生産」について考えています。

例えば、設備トラブルがあった場合、ある程度生産が進んでいるから1日ラインを止めて点検できるのか、それとも納期に間に合わない可能性があるから早急に復旧が必要なのか、さまざまな視点から考えた上で、的確な判断をするようにしています。また、新製品開発の際には、初期段階から技術開発本部と打ち合わせを行ない、製造しやすい製品イメージを共有できるよう心掛けています。設備を使う現場にも1日1度は顔を出して、ほんの小さな情報でもつかんでおくことも忘れません。多くの部署と関わりながら広い視野を養い、より良い製品の生産につながるように努めています。

新設備導入で困った際には、直属の上司、先輩だけでなく他部署の方々も指導、協力してくれました。そうしたOSAKIの環境と若手に仕事を任せる社風のおかげで、大きく成長できたと思っています。

語学留学で英語アレルギーを克服

社内制度を利用してシンガポールに半年間の語学留学をしました。留学前は「英語アレルギー」がありましたが、だんだんと日常会話の苦労は和らぎ、英語への苦手意識も薄れました。留学中には現地のグループ会社も訪問し、将来のグループ連携に繋げたいと考えています。