独自開発のAI機能を搭載した「エネルギーマネジメントシステム」

2003年から提供している「エネルギーマネジメントシステム」に、独自で開発したAI機能を搭載しました。「エネルギーマネジメントシステム」は、デマンドコントロール装置などによって空調や照明の制御を行うことで自動的に使用電力を抑制・制御することができます。2018年度実績でホームセンターや家電量販店などを中心に3,000件以上導入しており、導入先店舗で年間平均5%~10%の電力量削減を可能にしてきました。従来のシステムでは、室温などの設定は手動で行っていましたが、AI機能を加えたことにより、気象予測データや過去の使用電力量をもとに適切な電力目標値も自動で設定され、さらなる快適性とエネルギー有効活用の両立を実現します。

検針業務の省人化に貢献する自動検針「スマートメータリングシステム」

大崎電気は、大規模商業施設やビル管理向けに独自の自動検針システムを開発しました。これにより、複数のテナントが入る商業施設やビルの管理会社では、各テナントごとの電気・ガス・水道の利用データの自動収集と全テナント(ビル全体)の利用データの一括管理ができます。またクラウドサーバーから遠隔で検針業務が可能となるため、従来管理業務の一つであったテナントごとの目視による検針が不要になります。これにより、検針業務の省人化に加え、人的ミスによる誤検針や転記ミスを防ぎます。