一歩ずつ進めば
壁は乗り越えられる

技術開発本部

研究開発センター 基礎研究グループ

岩本 全央

工夫をこらした先に感じられる喜び

基礎研究グループは、数年後の製品適用を目指して計測分野の基礎技術・要素技術を生み出しています。近年では研究の範囲もますます広がり、製品の変化も激しくなってきています。そのため、研究が製品づくりに直結する場合は、製品開発や商品化業務を行なうこともあります。

私はこれまで家庭の電流波形をサンプリングする装置や直流電力を測るメーター、分電盤に搭載して電力を測るメーターのソフトウェア部分の開発を中心に担当してきました。現在は電力の最適利用を目指したエネルギーマネジメントシステムに関する研究を行なっています。

開発はひとりではなくチームで行います。テーマが決まりプロジェクトがスタートしてから開発が完了するまでは、実験と検証、設計と評価の繰り返しです。ハードウェア担当者とアイディアを出し合い、問題解決にあたります。時には類似したテーマに取り組んでいる同僚や先輩にも意見を仰ぎ、ヒントを得ることもあります。そうして対策を積み重ねた上で問題を解決できた時は、やはりとてもうれしく感じます。

現状に満足せず、常に新しいことに挑戦を

電流波形のサンプリング装置の開発は、初めて自分が主体となって開発に取り組んだ製品ですが、プロジェクトのスタート段階では受注が得られるかどうか分からない状態でした。お客様の満足のいく製品を開発できなければ、積み上げた成果も台無しになってしまうため、非常に緊迫感をもって開発に臨んでいました。

このプロジェクトは、ソフトウェア部分での工夫が求められていたので、私の担当業務は責任が重大なものでした。いくつもの課題が与えられる中、試行錯誤を繰り返し、課題をすべてクリアしたことで最終的にお客様からの受注をいただくことができたため、非常に印象に残っています。

プロジェクトの当初は難しいと感じていましたが、解決しようという強い気持ちを持って、一歩ずつ進んでいけば壁は乗り越えられるということを実感でき、大きな自信を得る事ができました。

現状に満足することなく、常に新しいことに挑戦し続けたいと思います。