ソリューション事業部
事業統括部
エネルギーソリューション部

Y・T

2020年4月

入社

技術開発本部 研究開発センター 電子計器設計グループ  配属

2024年~現在

ソリューション事業部 事業統括部 エネルギーソリューション部

現在の担当業務

電力量計のソフトウェア開発業務

私の所属するエネルギーソリューション部では電力量計やデマンド監視装置といった計測関連機器の設計および開発を行っています。その中で私の担当業務は市販向け電力量計のソフトウェア開発です。皆さんの家庭に取り付けられるスマートメーターとは異なり、ビルや商業施設などに設置される小型の電力量計に搭載するソフトウェア開発に取り組んでいます。お客様のニーズに合わせた自由な仕様検討から実現したい動作をプログラムに落とし込み、計器が正確に計測・通信を実施するためにソフトウェアと日々格闘する毎日を過ごしています。デバッグ作業や評価試験、社内でのレビューを通して高い品質の製品をリリースできるように試行錯誤を重ねています。

仕事のやりがい・おもしろさ

工夫の可能性は無限大

ソフトウェア開発のおもしろさは"正解が1つではない"ことです。ソフトウェアの開発者が10人集まれば10通りの記述方法が存在し、そのどれもが正解になります。その中で「効率よく、簡潔に、わかりやすく」処理の内容をまとめることができると可読性の高いプログラムが完成します。社内にはソフトウェア開発のスペシャリストがたくさんいるので、レビューの場や意見交換などを通して各々のいいところを盗み、吸収することで自分の引き出しを増やすことができます。料金取引にも使用される計器のプログラミングは少しのミスも許されない重圧のかかる仕事ですが、プログラムに"自分の色"を取り入れながら、記述したソフトウェアで狙った動作を得られると大きな達成感が感じられます。

今後、仕事でチャレンジしていきたいこと

頼りになる有名人になりたい!!

OSAKIでは若手社員に対するサポートがとても手厚いと感じています。私も大変ありがたいことに、若手の間から多くの仕事を任せていただいています。しかし、放任主義というわけではなく、困ったときにはすぐに助けてくれる仲間がたくさんいます。安心して目の前の業務に挑戦できる環境で仕事に向き合えることは、私にとっての大きな経験値になっています。今後はこれまでに学んだことを活かしてより主体的に業務に取り組み、開発プロセスの主戦力としてチームの先頭を走っていくような存在になりたいです。近い将来には部署内外を問わず様々な場所で名前が出てくるような、「あいつに任せたのだからうまくいくだろう」と周りから思ってもらえる頼れる人物に成長していきたいです。

休日の過ごし方

学生時代にはサッカー部に所属していたこともあり、休日にはサッカー観戦を楽しんでいます。現地に足を運んでのスタジアム観戦は臨場感があって最高です!!また、社内で定期的に開催されるフットサルへの参加もいいリフレッシュになっています。水曜日の業務後にOSAKIハンドボール部の使用する体育館に集まって元気よく活動しています。

1日のスケジュール

8:30

出勤 & スケジュール確認

チームのスケジュールと1日の流れを確認する

9:00

仕様検討

客先要望に対する仕様検討、設計変更の確認

12:00

お昼休み

食堂にて昼食後、自席に戻って読書タイム

12:45

プログラムのコーディング

決定した仕様に合わせてプログラムを作成する

15:10

評価試験

記述したプログラムが仕様を満たしているかを確認

17:25

退勤 & フットサル                            

定時後に体育館に集まりフットサル

先輩からの就職活動アドバイス

就職活動のアドバイスとして、私からは「最強の自己紹介」を用意することをおすすめします。社会人になると自己紹介をする機会が思いのほかたくさん訪れます。短い時間の中で自分のことを知ってもらうためにはバシッと決まる1フレーズなどがあるといいかもしれません。就職活動という自分を改めて見つめ直すチャンスに、最強の自己紹介を完成させてしまいましょう!!

成長を実感するとき

自ら発信していける人物に

私が成長を実感した瞬間は「先回りした提案」ができるようになった時です。入社当初は知識も乏しく、わからないことだらけであったために周りからの指示を仰ぐことが多くありました。その際にはメモを取りながら"質問"や"確認"をすることで自分の知識としてそれらを吸収できるように努めていました。その結果、経験を積み仕事に慣れてくると、「●●を修正すると■■にも流用でき、効率的だと思ったので取り組んでみてもいいですか?」といったように自らの判断で作業の意図をくみ取った"提案"をすることができるようになりました。受動的であった1年目と比べると現在では能動的に提案や相談ができるようになり、「よし、その案でやってみよう!!」と後押ししてもらえることが増えてきました。

仕事で大変なことは何ですか?どうクリアしていますか?

イレギュラーとの闘い

計器に搭載するプログラムは正常時にきちんと動作するのはもちろんのこと、異常時にソフトウェアが暴走しないことが求められます。異常発生時に正確に通知を行うこと、場合によっては動作を停止し計器を初期状態に戻すこと、異常から復帰した場合には正常動作に滞りなく移行すること...などというように考えられるすべてのケースを想定した確認作業が必要です。そのためにOSAKIではいくつかの部署を経由して、複数の目からのチェックやレビューを行っています。不具合を生まないため、過去の事例などを参考に評価項目を洗い出す作業はとても大変ですが、どのような状況下でも正確に計量を続ける高品質の製品をお届けするために多くの人の力を借りながら開発に取り組んでいます。

仕事において心がけていることはありますか

伝える力を磨く

言葉選びや資料のレイアウト、プログラムのわかりやすさなどといった"表現力"には気を使っています。私はソフトウェア開発に携わることが決まったタイミングで「一目で理解できる可読性の高い仕事」を自分自身のキーワードに定めました。設計開発業務は複数人でのチームプレーであるため、私の仕事を他者が受け継いだり、その内容を評価してもらう機会がたくさん訪れます。その際にプログラムの記述や評価の試験項目などは複雑になってしまうことが多いので、それをどのようにして簡潔に、わかりやすく相手に伝えるのかということを常に意識して業務に取り組んでいます。このページにたどり着いた皆さんにも「わかりやすく、まとまった内容だったな」と思っていただけるような文章にするために構成の校正を重ねました!!

会社の雰囲気(社風、社員の雰囲気)

OSAKIには技術力に長けた、"いい人"が大勢いるため、困りごとがあった場合でも必ず誰かが手を差し伸べてくれます。正しく導いてくれる心強い先輩方が後ろに控えていてくれるため、若手社員にとっては自分の意思を示して様々なことに積極的な挑戦ができる環境が整っている魅力的な会社だと思います。

私がOSAKIを選んだ理由

私の好きな言葉の1つに「凡事徹底」というものがあります。現在の日本では社会インフラの提供は当たり前となっていますが、その実現のためには様々な企業の大きな企業努力が隠されていると私は考えていました。そこで関連する企業を探していた際に出会ったのがOSAKIでした。入社の決め手となったのは100年を越える歴史を持ちながらもその地位に胡坐をかくことなく、様々なことに挑戦している姿に魅力を感じたからです。