計器用変成器と組み合わせ乗率

計器用変成器と組み合わせて使用する電力量計の計量装置の乗率は次の3種類がJISに規定されております。
特にご指定のない場合には10の整数べき倍を標準として取り扱っております。

乗率の種類

計量装置表示例

乗率例

200V、CT
150/5Aの場合

乗率例

VT 6600/110V、
CT 200/5Aの場合

特長

10の整数べき倍(10~{n}倍)

1

100

  • 読みの計算が簡単
  • 変成比が変更された場合はそのまま使用不可

合成変成比倍(R倍)

※電力需給用複合計器の例です。他の電子式計器の表示は異なります。

30

2400

  • 計量装置の歯車比が一定のため、どんなVT・CTにも組合せ可能
  • 計器の在庫に便利

合成変成比の1/10倍(D倍)

3

240

  • 乗率が合成変成比の1/10になる