気象予測データや過去の使用電力量をもとにAIが電力を最適化
~5/22〜5/24 JECA FAIR 2019にて初出展~
大崎電気工業株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:渡辺 光康、以下「大崎電気」)は、2003年から提供している「エネルギーマネジメントシステム(以下、「EMS」)」に、大崎電気が独自に開発したAI技術を活用いたします。気象予測データや過去の使用電力量を元にAIが最適な電力目標値の自動設定を行い、更なる快適性とエネルギー有効活用の両立を推進します。
このAI対応EMSは、東京ビッグサイトにて開催されるJECA FAIR 2019(5/22〜5/24)にて参考出展いたします

(1)概要
大崎電気が2003年から提供するEMSは、ホームセンターや家電量販店などの多店舗展開する小売業向けに各種センサーを設置し、自動制御を行うことで使用電力量を抑制し、電気料金の削減を可能にしてきました。
このEMSにおいて、独自開発のエッジAI端末を連携することにより、長期スパンの使用電力量予測やお客様にとって最適な電力目標値の自動設定および自動制御を実現します。また、不快指数を基準として効率的な空調制御を行うなど、AIを活用することで更なる快適性とエネルギー有効活用の両立が可能になります。商品化は2019年中を予定しています。
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- WEB画面イメージ
(2)AI搭載エネルギーマネジメントシステム(EMS)の特徴
- 予測
- 過去の使用電力量や外気温をAIが学習し、30分単位の使用電力量を予測。クラウドWEB画面に予測情報を表示。
- 制御
- AIにより各種情報(過去の使用電力量、温湿度センサー情報、外気温予測情報など)を学習・演算。
- 環境に即した最適な30分単位の電力目標値を自動設定し、制御。
- 温湿度センサーおよび不快指数のデータ変化に応じたエリア制御。
エネルギーマネジメントシステム(EMS)について
- 30分毎のエネルギー使用量を計測・データ化。
- 複数店舗の一括管理・制御が可能になります。(対象エネルギー:電力、ガス、水道、温度、湿度、照度、CO2等)
スケジュール制御 稼働時間を設定することで営業時間外の電力をカットする制御
空調温度制御 温度センサーを配置して、自動で温度管理
デマンドコントロール 年間におけるピーク時の電力を制御し年間の電気基本料金削減を実現
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- 事務所日報グラフ画面
2. 専門コンサルタントによるアドバイス
計測データに基づき、専門コンサルタントが適切な分析を実施。さらなるエネルギー有効活用に向け、年間計画の設計、削減目標値設定、月次レポートによる運用改善や設備改善をご提案いたします。